うさくまちゃん、夜空ノムコウ、つまらない常識*

娘と一緒に夕食のホットケーキを食べながら、食器洗いしながら、お風呂上りにあれこれしながら観賞した『SMAP×SMAP最終回』。夕食の時に久しぶりにちゃんと『夜空ノムコウ』を聴いて懐かしくなった。

この曲のPVで、香取慎吾のコートのポケットに入っているぬいぐるみ、うさくまちゃん。うさくまちゃんは『ご近所物語 完結編』でも登場していて、当時小学生だった私は姉(当時二十歳前後、現在アラフォー3児のママ)との買い物中に実物を見つけ、姉妹で大興奮。『ご近所完結編』掲載の誌面上で行われていた抽選で、うさくまちゃんも当選グッズとして登場していて写真もあったけど、まさか実物と出会えるとは。こんなどーしようもないような田舎のショッピングセンターのおもちゃ売り場で。感動した。即決で購入(姉に買ってもらう)。それからほどなくして『夜空ノムコウ』が大ヒットして、PVを見ていたら香取慎吾のポケットにうさくまちゃん(私のとは色違い)がいてまたびっくりだった。私のうさくまちゃんは上京する時実家に置いてきたから処分されている可能性もあるが、奇しくも先月高円寺で2度目の出会い。またまた即決、Usedを購入(300円くらいだった)。せっかくまた会えたんだから今度はずっと持っていたい(今のところ娘のおもちゃになっているが)。

夜空ノムコウ』、当時はジャニーズにはわりと珍しい静かな曲だなーとか思っていた。今回改めて聴いてみて不覚にもしんみりした。大人が少し前を思い出して感傷に浸っているような歌詞。中でも“つまらない常識など つぶせると思ってた”(ロケットニュースで取り上げられているw)っていうところ、自分自身も激しく共感できちゃって、もう……(そういう大人は大勢いるかも)。つまらない常識をつぶしていこうでもつぶしてやるでもなく、“つぶせると『思ってた』”。

常識とか世間体とか、どうでもいいって思っていても、自分の思うようにしか生きられなくても、そういう自由な自分が自分のすべてではない。常識の一部分はもしかしたらつぶせたのかもしれないけど、別の一部分ではどっぷり縛られているんだと自分で思うことがある。

たとえば、妊娠して出産してシングルマザーになったからといって、子どもを育てられさえすればどんな仕事でもいいということはなかった。別にそのようにある必要もないと思う。思うけど、その根底には常識とか世間体もさながら、自分的にアリかナシかっていうのがあって、アリナシを左右しているのは自分の意地とかプライドとか他者の視線とか他者との比較だったり。まあ働くのは自分だし、職業選択の自由はあるし、子どもがいて他者と関わらずに生きれるはずもないし、しょうがないか。